■レジンボンドワイヤの選択

太陽光発電は再生可能エネルギーの中でも最も期待と関心が高いものであり、今後ますますその需要を伸ばすと予想されています。
今後のさらなる普及に向け単位電力当たりの発電コストを下げるために、シリコン原料から太陽光パネルまでの一連のチェーンの中で技術開発とコストダウンが進められてきました。この中で上流に位置しているウエハースライス工程においても技術革新とコストダウンが厳しく要求され、技術的ブレイクスルーが必要となってきました。これに対しTKXが出した解が「レジンボンドダイヤモンドワイヤ」です。

slicing wafer

TKXが自社開発したレジンボンドダイヤモンドワイヤ《TKXマジックワイヤ》とスライスしたソーラー用シリコンウェハ

TKX magic wire and sliced silicon wafers

■砥石製造技術の結晶

regin bond diamond wire

いかにスライス工程でのコストダウンを成し遂げるか?TKXは新しい加工道具であるレジンボンドダイヤモンドワイヤを自社開発し、2倍から3倍の生産性の向上をすることで劇的なコストダウンを実現しました。レジンボンドダイヤモンドワイヤはいわばワイヤ形状の特殊な砥石です。
TKXは砥石メーカーとして培ってきた「切る技、磨く技」をコア技術として、レジンボンドダイヤモンドワイヤの製造方法を確立し、量産技術へと発展させました。

■商品は技術力

TKXは他のワイヤメーカーとは異なり、「道具」であるダイヤモンドワイヤを単に製造販売するだけではありません。TKXのソーラー事業、砥石事業で長年培ってきたスライス・研磨・研削技術、洗浄技術、工程管理技術、さまざまなトラブルに対処するノウハウなどのきめ細かな技術情報・技術指導も併せて提供するというビジネスを進めています。自社内での十分な使用実績に基づいた、信頼ある製品を提供できる点がTKXの強みです。

■レジンボンドダイヤモンドワイヤの環境貢献

レジンボンドダイヤモンドワイヤではワイヤ径をさらに細くすることにより、カーフロス(切り代)が少ないスライスが可能となります。これは原料であるシリコンの節約と、加工に要する電力の節約になります。すなわち省資源、省エネルギーの点でもメリットがあります。