TKXの砥石事業

メイドインジャパンを支える工業用砥石

産業界の様々な分野で活躍

toyama06高品質の代名詞とされ、世界中で称賛される"MADE IN JAPAN"。その品質を陰で支えてきたのが、TKXの工業用砥石です。工業製品の仕上がり品質は構成部品の加工精度に大きく左右されます。造船、自動車、鉄鋼、建設機械、医療機器、電機、電子、通信など、工業の伸展、変遷に応じ、TKXは加工対象それぞれに最適な技術と製品を提供。日本が進めてきた「工業立国」の国策をお手伝いしてきました。その技術史はさながら日本工業史です。1922年の創業以来、研削研磨に情熱を燃やしてきた歴史と企業文化のなかで、技術と人材を育成。現在では高品位な素材を使用し、研削研磨はもとより、最先端のニーズに対応できる多様なソリューションを広範に提供しています。

※ 世界最大級の船用フランク、大口径ロール用研削砥石ビトリファイドΦ1800
 

あらゆるジャンルの研削研磨に対応

toishi04 2歴史が培ってきた膨大なノウハウを基に、時代のニーズ、社会のオーダーにいち早く対応する研削研磨砥石を、TKXは開発し製造してきました。ビトリファイド、レジンを結合剤とした一般研削砥石から、趙砥粒砥石やバレル研磨機に至るまで、研削研磨の、ありとあらゆる分野に対応できるフル・ラインアップを整えています。挑戦心から生まれた画期的な研削工具がTRB(TKX RING BUFF)。研磨布紙の弾力性を活かしながら、これまで欠点とされてきた耐久性の低さ、研削力のムラなどを解消した製品です。

※ ステンレス、チタン製の難研削材および油圧ロッドに対応して性能発揮するTRB砥石

砥石技術を発展・応用し、さらに進化する切る技・磨く技の無限大の可能性に挑む

一般砥石の概念を破り、様々な研削要望に応える

切れ味と面精度は相反する品質特性で、一方を取ればもう一方が犠牲になるのが研削の概念でした。しかしながらTRB砥石は一般砥石の後に弾性体を配置することによって細かい番手でも加工時接触面積を増やすことが可能になり、両方の研削要求を満たすことが出来る砥石です。この弾性体の概念を活かして、PPR砥石(超硬チップ等の成型バリのみを除去する事を目的とした軟脆性砥石)、SF砥石(ロール研磨にて樹脂、ステンレス、ニッケル基の超合金等の目詰まり要素の高いワークに対して、目詰まり防止効果のある発泡タイプ+硬脆性砥石)等を開発しています。

 

砥石の特性を活かしてポーラス材として

toyama03 2砥石は砥粒、結合剤、気孔の3要素で形成されています。当社がビトリファイド法で作製する砥石は気孔が連続気孔となっており、耐熱性、耐薬品性、耐久性があり、均一な組織を形成しているため、セラミックポーラス材として活用されています。用途としては、発電所や信号機等故障が許されない場所の予備電源として使用されている産業用蓄電池の防爆廃棄栓フィルターに当社の製品が採用されています。また非磁性製品であり、薄厚であることから取り扱いの難しいシリコンウエハ―、サファイアウエハー等を加工、検査、移送する際に使用する真空固定チャックテーブルの吸着部品としても当社製品が活かされています。

※ 産業電池用セラミックフィルターとして使用される

 

グローバルマーケットへの積極展開

タイ、韓国、中華人民共和国、台湾、マレーシア、インドネシア、ベトナム、フィリピン、インドなどのアジア諸国。サウジアラビア、カタール、トルコなどの中近東各国。そして、アメリカ、ドイツ、デンマークなど欧米各国にもTKXは研削砥石、研磨紙、バレル製品、セラミックフィルターなどを輸出し、品質の高い製品作りに一役買っています。今後は南米を含めたグローバル展開をより推し進め、輸出比率のさらなる向上をめざします。TKXは技術で世界へ羽ばたきます。