MG 砥石

刃物研削・両端両面研削用砥石

特 長

MG(マグネシア)砥石は酸化マグネシウムと塩化マグネシウムを主成分とし化学的な常温硬化で砥粒を結合しますので、大型の寸法の砥石も容易に製造できます。
一般的には鋳込成形方式で製造しますので、砥粒の分散がよく均一な組織の砥石になります。砥石の使用面は研削液によって少しずつ軟化し、たえず鋭利な砥粒を出すために目詰まりや目つぶれを起こさず、最良の切れ味があります。また重研削でもヤケの発生がありません。
乾式研削の際にはボンドが少しずつ熱分解を起こしてすり減り、砥粒の切刃を顕出して切れをよく保つと同時に、熱分解に伴う吸熱作用によって研削ヤケを防ぎますので乾式研削にもかかわらず重研削ができます。

代表的な用途

切れがよく、発熱が少ない特徴から、先ず刃物のシャープニングに使われ始め、次の様な各分野でその性能を発揮しております。

  • 各種の包丁・ナイフ・鋏・鎌・丸鋸等の刃付け研削。
  • カミソリ・メス・注射針等の刃付け研磨。
  • 機械用長尺刃物・カンナ刃・スリッターの平面および刃付け研削。
  • 石材(大理石)やセラミックス研磨。
  • 半導体磁気ヘッド研磨、各種プレートの平面ラップ用。
  • ベアリングケースや作業工具の両面同時研削用。
  • 各種コイルバネ・板バネの両端面同時研削用。

使用上の注意

  • 保管:
    特に湿度の高い所を避け、直射日光・火気の側なども避けること。製造後6ヶ月~1年以上過ぎた砥石は充分点検の上ご使用下さい。
  • 台金:
    硫黄等で加熱接着をしないこと、エポキシ系ボンドでつけて下さい。大型砥石では出来るだけ取付ナット埋込式が安全です。
  • 防錆:
    ボンドの中に塩化マグネシウムが含まれておりますので、錆の発生を起こしやすい砥石です。研磨機・被研削物とも作業後の洗浄を十分にに行うとともに、研削屑の除去にご注意願います。

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